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開発事例紹介

まちなかのお店が社員食堂に変わるアプリ「GoSmart」

GoSmartは、まちなかの飲食店を会社の福利厚生で社員食堂のように利用できるアプリです。社食やスタンプカードに限らず勤怠管理や経費精算、安否確認なども集約しています。 この度、社内向けで運用していたサービスを他の企業にも提供することを目指すため、外部提供を想定したシステム設計の再構築を行うこととなり、JIITAKは様々なニーズに対し柔軟な価値提供が行えるSaaS化に向けたリニューアル開発を行いました。

開発内容

社員向けiOS・Androidアプリ/加盟店舗向けiOS・Androidアプリ/契約企業向けWEBアプリ/事務局向けWEB管理画面

 

クライアントが挑戦する課題

  • 旧アプリの初期開発から数年経ち、使用する技術が脆弱化している懸念
  • 以前の委託先は追加機能の開発や、改修作業に時間がかかり過ぎてしまい、コミュニケーションが困難なこともあったため、継続的に伴走支援してくれる開発会社と共創したい
  • 現状は自社内でのみ運用しているが、他の多くの企業にもサービスとして提供できるようにしたい
  • 多機能かつ操作が複雑で、ユーザーが実際には使っていない機能がある

 

旧アプリのシステム全体構造図を把握し、課題の本質を探る

 

発見した課題

  • 契約企業による社員ユーザーの登録、加盟店舗によるアカウント登録は事務局側で行う必要があり負担が大きい。
  • 必要な機能のみ選択して利用できるカスタマイズ設定や、複数管理者アクセス制限設定機能の提供により、あらゆる企業のニーズへ柔軟に対応。

 

デザイナーの声

まずは旧アプリのシステム構造と関係性、現場の声から課題を洗い出していきました。多機能であるが故に操作が複雑になることを防ぐために「使いたい機能のみを画面上に表示・非表示で切り替えられるショートカット登録」を容易に行えるように設計しました。また、情報量が多い箇所にはカード型のUIを用いることでコンテンツ量を簡潔にまとめ、情報過多にならない工夫を行いました。

 

 

また、潜在的な機能にも注意を配り、企業によって自由にアプリ全体のカラーを変えられるなど、面白いアイデアもプロダクトに愛着が生まれる要素として、ユニークさと機能を兼ね備えたUIの現実に追求しました。

 

(社員ユーザー向け画面)