明けましておめでとうございます。
旧年中はクライアントの皆さま、関係者の皆さまに多くのお力添えいただき、誠にありがとうございました。JIITAK社員一同、心より感謝申し上げます。
さて、2023年は厳しい社会情勢の中、新たなテクノロジーと歩み出した1年でした。
流行語にも選ばれた「ChatGPT・生成AI」は、2022年の終わりに誕生し、2023年の1年間であっという間に私たちの生活に浸透しました。
「テクノロジーの力で今日の挑戦を価値ある明日につなぐ」をミッションとする私たちにとっても、興味深いトピックでした。
また、JIITAKとしては5期目に突入し、ワークフローに関する特許の取得やFlutterコンサルタントへの認定など、今まで積み重ねてきたことが実った1年でした。
2023年は、皆さまにとってはどのような1年でしたか?
今回は新年のご挨拶も兼ねまして、JIITAKメンバーの2023年の振り返りと2024年の抱負をご紹介します。よろしければご覧ください!
— Q. 暖冬にちなんで、2023年の振り返って”アツく” なったことは?
小林(代表):
昨年を振り返ってみると、2023年は、公私ともにアツくなる出来事が多い年だったと感じます。その中でも特に印象に残っている出来事を2つ挙げさせていただきます。
まずプライベートですが、小学生の頃から好きなアーティストのライブに行ったことです。私は、小学6年生の時の担任の先生が影響で、「B’z」というバンドの曲を聴くようになり、それから15年以上聴いています。
今年はデビュー35周年を記念した全国ツアーが実施されることとなり、見事当選することができました。ファン層の年が少し上なので、今まで同世代でファンの方にあったことがなかったのですが、まさかの去年ジョインした同世代のJIITAKメンバーが小さい頃からのファンだったということがわかり、一緒に参戦しました。炎天下に行列に並んで暑くなり、さらに熱い演出と未だ衰えを知らない強い歌声に勇気付けられ、さらにアツくなりました!
ビジネスの方では、Microsoftの品川本社に訪れたことが印象に残っています。本年Microsoftがスタートアップ向けに支援するプログラムに採択いただき、Microsoftのコミュニティやイベントに参加しました。
その一環で参加した採択企業向けのイベントで初めて本社を訪れまして、目的のビルは目の前にあるのに、隣接される施設や入り口が多すぎて、受付に辿り着くのに15分以上かかってしまうという洗礼を受けました。そこには床から天井まで憧れてしまうようなかっこいいオフィスがあり、最新の技術を活用して様々な挑戦に身を投じる起業家たちが集う場所でした。日本をアツくする情熱を持った人々から刺激をもらい、自らを鼓舞する非常に意義深い経験でした。
山本(デザイナー):
今年 “アツく” なったことは、Appleが2023年6月5日発表した空間コンピュータ、Apple Vision Proのデベロッパラボにデザイナーとして参加したことです。
9月23日六本木ヒルズ内にあるApple Japan本社にて開催されたApple Vision Pro デベロッパラボでは、製作したvisionOS/iPadOS/iOSアプリをApple Vision Proで動作させ、Appleからサポートを受けながらアプリをテストして最適化するための準備をすることができます。
実際に参加して、デジタルコンテンツと現実世界がシームレスに繋がった空間を目の当たりにし、まるでSF映画の世界に入ったような思わず息を呑むほどでした。同時に、人の体験や心を豊にする新たなアプローチ方法について知見を得ることもでき、デバイスに留まらない空間をキャンパスとした空間ユーザーインターフェースデザインへの興味も高まり、これから起こるであろう新たな変化や未来を想像すると期待で胸が躍る “アツい” 時間でした。
甲斐(ディレクター):
今年は気持ち的にだけでなく物理的にも“アツい“経験をしました。
短い秋が去り、冬が訪れようとする11月の1ヶ月間、私は弊社が開発拠点を構える南インド・ケララ州に滞在していました。ケララは年中気温が高く、私が訪れた11月は比較的涼しい時期であるらしいのですが、それでも日中は半袖で汗だくになっていました。
私がインドの地をこの足で歩き、この目で見てきた体験はまた別の機会で皆様にも紹介できればと思っていますが、本当に得難い貴重な人生の財産となりました。
インドにいる仲間と毎日のように議論を交わしていながら、実際に彼らと対面する機会はこれまでありませんでした。気づけばインドへ行くことは、毎日接している彼らがどのような景色を普段目にしているのか、どのような風土と文化であるのかを知ることは私の切望となっていました。その念願叶ってインドに1ヶ月滞在できたことは何より“アツい“体験となりました。
長谷川(ディレクター):
2023年は仕事では、大きい変化のあった一年でした。
JIITAKが台湾進出に向けて、私がプロジェクトマネージャーとして台湾のパートナー、開発チームと連携をとりながら、台湾版JIITAKWebサイトプロジェクトを遂行いたしました。プロジェクト開始当初は、言語や文化の壁で何度か壁にぶち当たりましたが、PMとして現状の課題を把握し、多文化共同プロジェクトを円滑に進めていくために毎日の開発チームと台湾パートナーとの進捗報告会は欠かさず行い、毎日のコミュニケーションを心掛けておりました。
嬉しいことに現在台湾版Webサイトは一部キーワードを検索すると10位以内に入れるようになりました。Webサイトを作り上げるのは決して簡単なことではありませんでしたが、国を超えてお互いが助け合い、チームの誰しもが達成したいという意欲に満ち溢れた中でのプロジェクトは最終的にはいい方向へと繋がることを信じた結果なのかと考えると、目頭がアツくなりました。
中田(バックオフィス):
2023年は「JIITAKに入社する」という私にとって大きな人生の転換期でした。
どれも初めてのことばかりでで、新しい環境に身を投じるのはこんな感覚だったな…と楽しさを感じながらも苦悩もありました。特にブログの執筆は、正解もなく模索する日々で、なかなか納得のいくコンテンツを作成できずに、心が折れそうになることもありました。たくさんの記事や指南書を読み、自分の中に落とし込んでいくことで、少しずつ自分のものにできていったように思えます。ブログページやnoteにひとつ、またひとつと記事が増えていき、読んだ方からのリアクションをいただくと、達成感とともに、次はどんな記事を書こうかと”アツい”気持ちが湧いてくる、そんな1年でした。
また、プライベートでは趣味のミュージカル鑑賞でアツい出来事がありました。劇団四季の『ウィキッド』という作品が、10月に10年ぶりに再演するということで、とてつもない倍率の中、やっとの思いで1枚のチケットを手に入れました。高校生の頃から憧れていた作品を10年越しに観劇できたのはとても感動しましたし、演者の方たちの熱量や、再演を待ち侘びた観客の熱量はいつも以上に感じ、とても”アツい”思い出になりました。
— Q. 2024年の抱負は?
小林(代表):
2022年までフォーカスしていたアプリ・システム開発という領域を超え、2023年では、ビジネスデザインや仮説検証から「伴走支援」でプロジェクトを成功に導くことを目標にしてきました。その取り組みに少しずつ結果がついてきて、本年を通してUI/UXや、開発・運用工程だけでなく、アイデア創出から戦略設計に落とし込むディレクション領域におけるご依頼をいただけることが多くなってきました。課題に共感し、「一緒に障壁を突破していく」スタンスでプロジェクトに参画しやすくなったことで、お客様と共創する感じがグッと強くなり、JIITAKの確かなサービス提供価値を感じています。
今年は、中小企業から大企業の新規事業、DXの支援を積極的に行うための、さらなる組織基盤の強化と提供価値の最大化を図ってまいります。
山本(デザイナー):
今年を振り返りながらどんな年だったかを考えると、デザイナーのキャリアをスタートして最も多くのプロジェクトに携わることができた1年でした。業界業種問わずSNS/医療/情報ポータル/位置情報共有/賃貸といった多くのサービスに携わらせて頂く中で、「もっとこう改善すれば効率よく取り組めるのではないか」「サービス提供価値を高めることができるのではないか」と試行錯誤と挑戦を重ねた年でもありました。
2024年は、デザイナーとしてチームにクライアントに最大限の価値提供を行うため一層力を入れていくと共に、デザイン領域における個としての強みを伸ばし業務に還元していく1年にしたいと思います。
甲斐(ディレクター):
振り返れば2023年は思い悩むことも多かったように思います。自身の力量不足であったり、できないことに目が行きがちでした。
2024年はできないことよりも「自分にできることは何か」を考え、行動していきたいと思います。成長とは「できるようになること」「強くなること」はもちろんですが「弱さを受け入れていくこと」もやはり成長だと考えます。時に誰かに頼ったりしながら、自分にできることに全力で取り組んでいく、そんな一年にしていきたいと思います。
長谷川(ディレクター):
2023年は新しいことに挑戦した分、自分に足りていないスキルも浮き彫りになり、挫折することも多々ありました。
2024年は自分に不足している能力を上げること、さらにいま強みとしてプロジェクトに活かせているスキルにより磨きをかけて、PMとして先頭に立ってプロジェクトを遂行し、チームを支えられるような存在になる。そんな一年にしたいと思っております。
中田(バックオフィス):
2023年を振り返ると、JIITAKに入社し、慣れない土地で新しい仕事を始め、環境の変化に追いつくのが精一杯で、余裕がなかったように感じています。
そのため2024年は、今後に役立つスキルとして身に付け業務に還元できるよう、今まで以上に責任を持って丁寧に業務にあたっていきたいと思っています。また、バックオフィスのポジションとして、社内が円滑に動くよう、「縁の下の力持ち」として全力でサポートしていきます。ブログについては、2024年はもっとさまざまなテーマに触れ、執筆作業に妥協せず、1人でも多くの方に読んでいただけるよう、取り組んでいく1年にしたいと思います。
2024年も、クライアントの皆さまが抱える事業課題の解決、新しい価値創造への挑戦をご支援させていただく IT パートナーとして、より満足度の高いサービスを提供できるよう努めて参ります。
また、会社規模に関わらず、積極的な新規事業やDX支援のため、さらなる組織基盤の強化と提供価値の最大化を図ってまいります。
本年もより一層のご支援、お引き立てを賜りますようお願い申し上げます。