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なぜ、日本ではiOSが人気なのか?その理由を紐解く

今では生活に欠かせないスマートフォン。

その指令塔の役割を担うOSのシェア率は、国や年代によって異なり、日本では世界と比較すると、iOSの人気が非常に高くなっています。

このOSシェア率の差にはどのような背景があるのでしょうか?

今回はスマホOSについて、iOSとAndroidの基本知識やそれぞれの違い、日本と海外におけるシェア率の解説や、日本のiOSシェア率が高い理由を紐解いていきます。ぜひ最後までご覧ください。

また、本記事に出てくるデータはStatcounterから取得しています。

OS(オペレーティングシステム)とは?

OSとはOperating System(オペレーティングシステム)の略で、コンピュータやスマートフォンの脳として機能し、全体の動作に対する指令塔となりながら、動作の管理や制御を行います。

スマートフォンのデバイス自体は、Apple社のiPhoneや、SamsungのGalaxy、SONYのXperiaなど様々なメーカーから発売されています。そして、iPhone以外はGoogle社が開発したAndorid OSを搭載しているため、スマートフォンは「iPhone」と「Android」と表現することが一般的です。

OSはスマートフォンに代表するiOSやAndroidだけでなく、PCだとMacOSやWindowsなどがあります。最近では、今まで挙げたようなOSを家電に搭載した「スマート家電」が登場し、私たちの生活をより豊かにしてくれています。

iOSの基本知識

Apple社が開発したiOSは、同じくApple社が発売するiPhoneに搭載され、最新OSバージョンは「iOS17」です。Human Interface Guidelinesというガイドラインに則り、統一感のある整ったビジュアルを提供しています。

【長所】

・ソフトウェア開発を自社で行うため、迅速にアップデート対応ができる

・セキュリティに対する厳格な審査基準があるため、セキュリティレベルが高い

・他のApple製品との高い互換性

【短所】

・前述したガイドラインに準拠することにより、デザインの自由度が制約される可能性がある

・iOSを搭載するiPhoneは、他メーカーの製品と比べて高価な場合が多く、デバイスを価格の抑えたいユーザーの選択肢に入り辛くなる

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Androidの基本知識

Google社が開発したAndroid OSは、最新のOSバージョンは「Android14」で、様々なメーカーからAndroid搭載のデバイスが発売されています。日本で利用さている代表的なメーカーは、Samsung、SONY、SHARP、FCNT(旧:富士通コネクテッドテクノロジーズ)などがあります。

【長所】

・デバイスの種類が多く、価格帯も幅広いため、ユーザーの選択肢が豊富

・高いカスタマイズ性があり、開発者はより自由な開発を楽しむことができる

【短所】

・メリットに挙げたカスタマイズ性が高いが故に、デザインと操作性の一貫性を保つのが難しい

・多様なデバイスメーカやバージョンにより、一部非対応や不具合の発生の可能性がある

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日本と世界のスマホOSシェア率とその背景

前述したように、モバイルOSは日本も含めて世界的にiPhoneとAndroidで二極化しています。2024年1月時点のシェア率は以下の通りです。

【iOS】

・日本:68.65%

・グローバル:29.04%

【Android】

・日本:31.19%

・グローバル:70.24%

このように、世界のスマホOSシェア率はAndroidが高くなっています。その理由としては、「製品のバリエーションが多い」ことや「iPhoneと比較すると手が出しやすい価格である」ことが挙げられます。

また、iOSとAndroid以外のモバイルOSを使っているユーザーも、少数派ながらいます。

例えば「KaiOS」は、オープンソースOSのFirefoxOS(Mozilla社)から派生し、2017年の登場からインドを中心にじわじわと広まりました。4G通信を使った2つ折りのケータイ(通称:ガラホ)向けに作られたOSで、手が届きやすい価格帯の「Jio Phone」に搭載され、一気に普及しました。iOSとAndroid以外のモバイルOSシェア率は0.1%を切ることも多い中でKaiOSは、インド国内でiOSのシェア率を超え、4%以上のシェア率があった時期もあります。

なぜ日本ではiOSシェア率が高いの?

世界的にはAndroidのシェア率が高い中、日本ではiOSのシェア率が7割と過半数を占めています。なぜ、こんなにも人気があるのでしょうか?

実は、これには日本の販売方法に起因する特有の理由があります。

日本では長い間、携帯キャリアで通信契約と一緒に端末も購入するのが一般的でした。Appleの直営店やオンラインショップだけでなく、各携帯キャリアも販売の窓口となることで、他国に比べて製品と接触する回数も多く、手に入りやすい環境にあったと考えられます。

また、スマホはスペックで分類した時に、価格が高い順に、ハイエンドモデル、ミドルモデル、エントリーモデルに分類することができます。この中でiPhoneはハイエンドモデルに分類され、国の経済成長レベルによっては「高級品」の位置付けとなることもあります。

そんな中日本では、「iPhoneが高い」という認識がそこまでありませんでした。各携帯キャリアは顧客獲得を目的とし、新規契約や乗り換えの顧客に対して大きな割引を実施してており、日本人にとってiPhoneは「お得に手に入れられる製品」という認識があったのです。法律改正により、今でこそiPhoneが高いという認識が広まっていますが、これこそが、日本でiOSのシェア率が高い理由の1つと言えます。

また、iPhoneもAndroidも共通ですが、一度使い始めると操作性が変わらないように同じOSのデバイスに買い替える傾向にあります。特にiPhoneは他のApple製品との互換性も高いため、一度iPhoneを使い始め、周辺機器もApple製品で揃えていくことで、次に買い替える時も同じiPhoneにする傾向にあります。

お得に手に入れられたタイミングでiPhoneを使い始めたユーザーが、買い換えもiPhoneにすることでシェア率は保たれ、子世代が新しくスマホを持つ時も自分たちが教えやすいためiPhoneをすすめていくことで、日本のスマホOSシェア率は長く「iOS」が高くなっていると考えられます。

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iPhoneとAndroidスマホを選ぶそれぞれの理由

前述した各OSの基本知識で挙げた長所と重なる部分にもなりますが、最後に、それぞれが選ばれる理由をまとめていきます。

【iPhone】

ユーザーの多くは、シンプルな操作性と多くの人が利用しているという安心感から、iPhoneを選んでいると言われています。また、App Storeへのアプリリリースは厳格な審査に基づいているため、その品質の高さとセキュリティの高さの観点から人気があります。

それだけでなく、Apple社から発売されている、iPadやMacBook、Airpodsなどの他デバイスとの同期、ペアリング設定が簡単に行えるため、スマホだけでなく周辺機器も合わせて使用するユーザーにとっては、とても利便性が高いです。

【Androidスマホ】

Androidは何と言っても、機種の豊富さが特徴です。日本で発売されているAndroidスマホの代表的なメーカーとしては、SamsungやSONY、SHARP、FCNT(旧:富士通)などが挙げられ、各メーカーから幅広い機能や価格帯といった特色のあるスマートフォンが発売されています。

また、オープンソースプロットフォームであるAndroidは自由度が高く、ホーム画面の見た目や全体の操作性まで、高いカスタマイズ性が魅力です。また、microSD対応の機種であれば、ストレージの拡張も簡単に行うことができ、自分好みのスマホにカスタマイズすることが可能です。

まとめ

ここまで、iOSとAndroidの基本知識やそれぞれの違い、日本と海外におけるシェア率の解説や、日本のiOSシェア率が高い理由を解説してきました。

国の経済レベルや販売方法にも大きく影響を受けるスマホOSシェア率ですが、現在は「iOS」と「Android」が市場を寡占状態です。

デジタル化が加速する現代社会で、これから市場を驚かせるようなOSは誕生するのでしょうか?また、日々進化するテクノロジーは、次にどんな刺激や利便性をもたらしてくれるのでしょうか?

このブログを読んでいただいた方の中に、アイデアがあるけど形にする方法が分からないという方はいませんか?「テクノロジーの力で今日の挑戦を価値ある明日につなぐ」というミッションのもと、アイデアと情熱の前に立ちはだかる不安や負担をテクノロジーを駆使して突破し、共に未来に向かって挑んでいきます。ぜひ、JIITAKにあなたのアイデアをお聞かせください。

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JIITAK編集部

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